※各図表はクリックで拡大
福島県定時降下物放射能測定結果 第20報 http://bit.ly/zX4tR1 1月15-16日また上がってきました。21報に注意 県HP http://ht.ly/8xcac
◆1/15日放送 NHKスペシャル「知られざる放射能汚染~海からの緊急報告」より
ふくいち正面海底土 4520Bq / kg (通常の1.5万倍) 海底線量2.56μSv メバル2300Bq アイナメ1400Bq
ふくいち周辺沖合い海底泥304Bq地点→海底泥中のゴカイ130Bq→ナメタガレイ316Bq 生物濃縮の例。周辺海域、調査だけで2.5年、汚染続く期間判明はそれから
ふくいちから南30kmいわき沖合い 海底泥300Bq 80km 茨城北部沖合い数地点 28-36Bq。海底が硬質土で物質留まらず
ふくいちから120km ひたちなか市沖合 380Bq 銚子市沖合(12月)では10月から3倍に 海のホットスポットは移動し線量も変化
ふくいちから200km 群馬・赤木大沼 海底土950Bq →プランクトン296Bq→ワカサギ640Bq と濃縮。外部への水流少なく汚染が循環
東大シュミレーションで事故後6ヵ月で物質の50%が河川に。東京湾の汚染ピーク2年2ヵ月後 その後10年以上汚染継続 ※以上、数値は10~11月計測値
12月26日 - 1月4日 千葉市で5400万Bq / k㎡(セシウム合算) 日本分析センター降下物放射能測定結果
2011 12/26 東京都~清掃工場・ゴミ処理施設に於ける焼却灰・飛灰等の放射能濃度測定結果 http://t.co/RfySqIZY 江戸川で飛灰6120Bq / kg ※検査数値結果の一覧はリンク先でご覧下さい。
福島県 における土壌の放射線モニタリング (プルトニウム) 調査結果~H23年11月29日 原子力災害現地対策本部・福島県災害対策本部
AERA 2011.6.27号 福島第一原発から飛散した主な放射性同位体(核種)全31種・放出量・具体的な人体への影響など
★2011年12/22 環境省~千葉県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について http://ht.ly/8dYvY 河川最高柏市大堀川9600 Bq
★記事ページ http://bit.ly/v9ySpG
★ドイツTAZ 紙 ジーデントプフ医学博士~これから日本の方々を襲おうとしている健康問題は想像を絶します ・・・読んでおくべきインタビュー記事と考えます。
女医デルテ・ジーデントプフは、20年来、チェルノブイリの子供達を療養滞在のためドイツに招聘し続けて来た。彼女は、福島事故に対する措置に、ただただ唖然としている。(ガブリエレ・ゲートレ取材)
★放射性セシウムの都道府県別月間降下量2011年3月〜6月合計の汚染マップ(福島県の降下量発表、45都道府県合計の47倍) via SAVECHILD
◆Google Map - 汚染がれき広域処理施設MAP 各施設対応状況がわかります
※左クリック固定状態で自由に位置を移動出来ます。
★読売新聞 - 最新の医療ルネサンス・医療解説
甲状腺の機能障害 子どもの発達に影響・・・群馬・医師の学会発表では事故後80%甲状腺機能の低下傾向。被曝との関連不明
甲状腺は、首の喉仏と鎖骨の間にあり、チョウが羽を広げたような形をしている。海藻などから摂取したヨウ素を使って甲状腺ホルモンを作る。
甲状腺ホルモンは、細胞の新陳代謝を活発にする働きがある。生きていくのに欠かせないホルモンで、脳の下垂体から出る甲状腺刺激ホルモンにより、血液中に分泌される濃度が調節されている。
甲状腺ホルモンが過剰だと、動悸、脈が速い、汗をたくさんかく、手が震える、不眠、疲れやすい、意欲が出過ぎてイライラするなどの症状が出る。高齢者は不整脈が表れることもある。免疫の異常で甲状腺を異常に刺激する物質(抗体)が作られてしまうバセドー病などが代表的だ。
逆に、不足した状態が「甲状腺機能低下症」で、活力が失われ、無気力、脈が遅い、寒がり、便秘、むくみ、脱毛などが表れる。妊娠中だと流産や死産の率が高まり、胎児や小児では成長や発達の障害の原因になる。成人で多いのは橋本病。これも免疫の異常の一つで甲状腺を攻撃する抗体が作られ、甲状腺に慢性の炎症が起きる。
宮下クリニック(群馬県高崎市)院長の宮下和也さんは11月、今回の原発事故後、甲状腺疾患で通院している患者に甲状腺機能の低下傾向があると、日本甲状腺学会で発表した。
治療で甲状腺機能が正常に維持され、事故以外に変動に関する要因がない1175人の事故前と事故後3か月以内の甲状腺ホルモン(フリーT4)と甲状腺刺激ホルモンの変化を調べたところ、約80%で甲状腺機能の低下傾向が見られた。1175人のフリーT4の平均値は1・37から0・92へと正常下限まで低下。低下を補うために分泌される甲状腺刺激ホルモンの平均値は1・5から5・2と、正常上限の4を上回った。
一定量以上の放射性ヨウ素を取り込むと、甲状腺機能は低下するが、宮下さんは「被曝量がわかっていないので、放射性ヨウ素の影響かどうかは不明。また、機能の低下が、甲状腺がんの発症に結びつくものではない」と話す。
体の成長や脳の発達に必須のホルモンだけに、妊婦や子どもへの影響が気になるところだが、赤須医院(東京都港区)院長の赤須文人さんは「お子さんなら身長の伸びと甲状腺の腫れをチェックして」と話す。子どもの甲状腺は胸開きの少ないブラウスの第一ボタン辺りにあり、上を向かせて腫れを見る。腫れがあるか、身長の伸びが急に鈍るようなら、医師に相談する。ホルモンは血液検査で測定でき、機能低下が見つかれば甲状腺ホルモンを補うことで治療できる。
宮下さんは、「昆布の食べ過ぎなどで機能が低下する人もいる。1日に必要なヨウ素は0・1ミリ・グラムで、昆布の乾燥重量なら0・1グラムくらい。日本人なら大抵の人は十分な量を取っており、海藻類の極端な食べ過ぎやヨウ素のうがい薬の使い過ぎなどには注意してほしい」と話している。
★12/22 たね撒きジャーナル - 小出裕章京都大助教 「被曝はどんなに少なくても危険だという事は現在の学問の到達点です。」 神戸大山内教授も出演
★Our Planet TV~チェルノブイリからの警告 - 5万人の子どもを診た医学博士から
◆辻 直樹氏 (辻クリニック 法人理事長 院長)
「外被爆対策」「内被爆対策」と「Sv:シーベルト」「年間被爆量」
From Face Book (要 F Book ログイン) http://on.fb.me/sALTxf
いろいろな基準を作ると、その意味が理解できなくなる。
今回引き上げられた「年間被爆量:1mSv/y→20mSv/y」という数値
これが「安全か?危険か?」についての議論も
*外被爆量なのか?内被爆量なのか?
*内被爆として『全身平均』なのか『局所』なのか?
*その線量を『何年間まで』が安全なのか?
など、考えなくてはならないことが沢山ある。
私がとにかく「内被爆物質:特に半減期が人間の一生より長い」の摂取(の可能性)を減らす努力が必要だと考える理由はそこにある。
人の体は「60兆の細胞」と「膠原繊維」でできており、その60%が「水」である。
放射線障害は
*直接作用:直接細胞のDNAを破壊し、異常細胞(がん細胞など)を作り出す
*間接作用:水と反応することによって『活性酸素』を作り出し、それによって酸化劣化を起こす、
の2つだ。
今回設定されているのは、どう考えても『外被爆の年間線量の上限』だ。
放射線の影響は、全身の臓器(細胞)の種類によって大きく違う。
放射線抵抗性の強い臓器もあれば弱い臓器もある。
よって
*外からあびる放射線の多く(線の種類によって違う)は皮膚(角質)で吸収される
*同じ「外」でも、部位によって線量が違う
*外被爆は「その場から退避」すればよいが、内被爆は「物質の放射能がなくなるか排泄させるまで続く」
*内被爆は「年間線量の測定」が不可能(計測できるのはγ線のみで、それもホールボディのみ)*放射性物質は、物質によって集積部位が違うが、各臓器の『ピンポイント被爆量』の計測は不可能
などといったことから
『実質、臓器別人体被爆量は計測不可能』なのだ。
とはいえ、病気の問題は『各臓器(の細胞)』だ。
たとえ少ない量の被爆であったとしても、それが体内で一定の臓器に集まり濃縮されれば、『その臓器にとってみれば莫大な被爆量』なのだ。
海水を考えれば良い。
海水を真水で薄めれば、どうにか飲める濃度になる。
海水を蒸発させれば、鍋底に塩が残る。
塩は飲んでも『全身にまんべんなく行渡る』ため「体内濃縮」はないが、放射性物質は『一部の臓器に集積する』ので、集積した臓器内では『鍋底の塩』のようになってしまうのだ。
分かりやすく言えば、蓄積性のある放射性物質だと仮定して、毎日0.01μSv/hの放射性物質を摂取したとすると、100日後には1μSv/hとなり、24μSv/日、8,760μSv/年(8.76mSv/年)にもなってしまいます。
そしてその『集積量』と『そこから発せられる放射線量(特にα線)』を「調べるすべはない」
唯一調べる方法は、遺体となってから、その灰を集め、そこの放射線量を計測することくらいであるが、それが意味をなさないことはお分かりでしょう。
さらに「年間被爆量」を発表したところで、『では各食品の放射性物質量は?』という議論になる。
例えば「肉100gの線量が10μSv」だったとして、それがどうしたというのだ。
人によって「肉を食べる量が違う」のだ。
少なく食べる人は安全域かもしれないが、多く食べる人は安全域を超えてしまう。
ということは、すべての食品に含まれる放射性物質を測定し、その『年間摂取量を1mSv/年(今は20mSv/年)に抑える』ためにはものすごい緻密な計算が必要になる。
そしてそれが出来る国民は何%いるだろうか?
これらのことから『年間被爆量の上限』を議論したり、ましてや『20倍に引き上げる』ことなどあり得ないことです。
とにかく放射性物質の摂取を少なく!
これ以外にないのです。
ちなみにですが「放射線管理区域」というものが昔からあります。
これには明確な基準があります。
*3カ月当たり1.3ミリシーベルトを超すエリアを放射線管理区域とする *この中では18歳以下のものを就労させてはいけない
*飲食の禁止など、管理者は十分に神経を使わねばならない
この「放射線管理区域」の線量が3カ月で1.3ミリシーベルトということは、年間5.2ミリシーベルト(5.2mSv/年)
白血病の発病を認定する労災では『5mSv/年:これ以上の被爆量で認定が行われる)
それをいきなり『20mSv/年!』
実にその4倍の値、飲食厳禁どころか生活全般をここで行い、さらに子育てまでしようという話になっているのだ。
「世最大規模の原子力事故」福島第一原発事故によって放射性物質が拡散し、空気、大地、河川、湖、地下水、海への汚染、食糧への汚染が広がり続けています。
情報を隠し、基準値を上げての「安全」宣言のなかで、健康被害が発生・拡大していくことを防ぐために私たちは活動を始めました。
正しい情報を発信し、放射能からこの国を守るための具体的な提案や活動をおこなうことを目的とした市民グループです。
首都圏をはじめ日本全国、さらには世界各国から、「福島第一原発事故の真実を知りたい」という思いでつながった約5000人のメンバーを有するFacebookグループ「福島第一原発を考えます」 が母体となっています。
◆神田外語大教授中山幹夫氏 - 原発と放射線 中山幹夫ブログ - Approaches
今は『日本はひとつ』ではありません。
日本で起きていることは情報戦争なのです。
しかも国民の生命、子供たちの未来がかかっています。
ただちに影響がないという政治家、ガンの死亡率が
0.5%増加してもたいした影響がないという学者もいます。
でも未成年2000万人の0.5%は10万人、
これで影響がないのでしょうか。
大震災と大津波の被害者をはるかに超える人数なのです。
◆福島の子どもの心臓発作について クリス・バズビー博士 (字幕)
◆福島原発放射能漏れについて 矢ヶ崎克馬 (ページ下)
●最大の住民プロテクトは放射能の埃を体内に入れないこと。
●マスクをすること。屋外での食糧配布はやめて屋内での配布とすること。
●雨には当たらないこと、
●子どもの屋外での遊びは極力避けること、等々。
1.身体についた埃は洗えば除去できるが、身体内部に入って内部被曝を起す埃は除去できない。基本的には環境が汚染された時には、いかに内部被曝を避けるか、外部被曝・付着被曝を最小にするか、が問われる。内部被曝とは、外気を吸い込むことで何年後かに癌になるのが特徴です。だから、徹頭徹尾外気を無防備で吸わないため、必ず、命を守るために、マスクをしなくてはならない。映像で除染しているところが映されたが、作業員は完全防毒マスクをしていて、除染される住民はマスクもせず無防備だったことは、許されることではない。
2.ガイガーカウンターで、放射線のほこりのガンマー線だけを拾っても駄目なのはなぜか。それは、外部被曝では主としてガンマ線であるが、内部被曝はベータ線が主でガンマ線とアルファ線もあるので、被曝量は内部被曝の方がはるかに多く被害が深刻になるからだ。(崩壊した原子によるベータ線とウランによるアルファ線が含まれる。)
3.放射能の埃は多原子からなる微粒子を形成するもので、崩壊は、核分裂で生成した原子はベータ崩壊(ベータ線を出す)であり、燃料のウランはアルファ崩壊が主である。セシウムや沃素はモニターされる原子であって、放射能の埃の正体である放射性微粒子からは多種の原子からの放射線が出ている。すなわち沃素だけプロテクトして済むものではない。放射能の埃:放射性微粒子は放射性原子が一個一個別々の状態ではないので内部被曝は余計に怖いものである。
4.ちなみに沃素-1は甲状腺に集中するので、非放射性の沃素であらかじめ甲状腺を飽和させておけば新たな放射性沃素は定着しないものであるが、沃素だけのプロテクトを強調するのは誤りである。
5.内部被曝では長期間体内に保持される。この被曝量は無視するべきでない。矢ヶ崎克馬の試算では百万分の1グラム程度の摂取量で1シーベルト程度の被爆になる。マイクロシーベルトどころの話ではない。少量の吸入でも確率的に発がんに結びつくものであり、十万人当たり数十人のがん死亡者を上昇させる。これは10年規模で判明する被曝被害であり、放射性の埃を吸引したことによるのが原因であるということは、患者からの解明では決して追跡できない。ごまかしが効く被曝形態であるが、数としては膨大な被害者群を形成する。
6.原子力発電は「内部被曝」による犠牲者を無視することによって、初めて成り立つ商売である。欧州放射線リスク委員会の放射線による犠牲者は戦後6500万人に上るという試算を留意すべきである。この中には原発による犠牲者が数百万人に及ぶと考えられる。
7.ちなみに日本の放射性科学陣は内部被曝について世界一鈍感であると言える。
8.住民の内部被曝を極力避けるような指示、方針を出すべきである。
◆TVタックルで悪魔のバイブルと紹介された 厚労省発行パンフレット
◆放射線による内部被曝 福島原発事故に関連して 沢田昭二
Bq、mSvなどの単位は内部被曝には当てはまらない。長期にわたる低線量内部被曝が深刻な傷害を引き起こす可能性がある。放射線があたった細胞の周辺の、無傷な細胞も連鎖し損傷する。
◆福島原発事故による被曝について 沢田昭二 / 福島原発放射能漏れについて 矢ヶ崎克馬 (ページ下部)
内部被曝に対しての軽視の発表と報道に憂慮する。1個の放射性微粒子からは多種の原子からの放射線が出ている。長期の内部被曝では、百万分の1グラム程度の摂取量で1シーベルト程度の被爆になる場合もある。
◆子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク(子ども全国ネット) 全国のお母さんら連帯
◆ 6.25 ドイツ放射線防護協会より横浜の保護者の方へ
★ 放射性物質を取り込みやすい食べ物、取り込みにくい食べ物 がイラストでまとまっています。参考に。
★子供の内部被曝検査行なった ACROデータ一覧 宮城のしいたけ・東京江東区土壌(ページ中段より下)でもテルル検出
★ 7.7 日刊ゲンダイ記事 - 放射線汚染汚泥肥料 人体への影響を専門家が警告 農水省基準は信用出来るか
★小児甲状腺の被曝結果について 平成23年3月29日 原子力安全委員会調査「福島県いわき市4歳児、甲状腺等価線量35mSv」
★ 山下俊一氏解任解任署名 福島県民の方対象
★セシウム体外排出促進薬、「低線量」で効果不明
【資料】★ ICRP 勧告 111 日本語版ドラフト 原子力事故又は放射線緊急事態後における長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告
【資料】★ ICRP 勧告109 日本語版ドラフト 緊急時被曝状況における人々に対する防護の為の委員会勧告