チェックしていない情報に目を通していて今夜も夜更かしをしてしまった。TVで北アルプスの美しい景色が流れている。どこにも放射能などないかの様に。
希望が存在しないと人は明日に向かって生きていけない、とふくいち事故の特集番組で語っていたのは誰だっただろう。作家の山川健一氏は一昨日のTwitterで『集会やデモ(パレード)に、何度でも足を運ぼうと思う。自分自身の悲しみと怒りを、維持しつづけようと思う。』とつぶやかれている。
最近、今のこの世界にもう希望を持てないのではと感じる瞬間が多くある。世界への悲しみだけは内にあって、怒りは日々無力感に変わっていくようだ。世界への悲しみを感じているうちは、絶望することはないのだろうか。
それでも事故で避難されている人たちの事を想えば、こんな文章は寝言に違いない。自分に出来る事を、ささやかでも出来るだけしなくてはいけない。初心忘れるべからず、である。
まだコメントはありません。