素朴な疑問

  事故直後から1、2ヶ月の間にくらべるとふくいち関連の報道も減って来、最近は放射性物質汚染の記事が目立つ。ふくいちのほうは、怪しい工定表にそった東電発表のおかげか、ふうんといった感の記事ばかりだ。

勿論何事も起きなければそれが一番なのだが、度々発表される循環冷却の進行状況など読む度、頭から離れない疑問がある。東電は 5/24に1号機に7cm、2号機10cmの穴が格納容器に空いている可能性 を公表、翌日NHK、毎日新聞ほかが報道している。2号機についてはこの22日にも、日本原子力研究開発機構柴本氏による模擬実験でその可能性が指摘 されているので、あながち間違いではなかったろうと推測している。というのもその後、間違いだったとも修理されたとも何も報道がないのである。そう突っ込んで確認してないのだが、格納容器周囲は高線量で簡単に作業は出来ないのでは、という気もするがどうなったのだろうか。

まさか(いくら東電さんでも)そんな事はしないと思うが、万一まだ穴があるなら、循環された汚染冷却水はだだ漏れなのでは？？と思ってしまう訳で、これは小学生でも疑問に思う話ではなかろうか。どなたか詳しい方がいたら教えていただきたいと思っているのだが、こういう重大な事はきちんと発表してもらいたいものだ。　　※注 ： 万一、東電プレスリリース等で修理の発表済みの場合はご容赦願います(素朴な疑問なのでｗ)。素朴な疑問については他にもあるけれど、それはまた別の日に。