弘前大学(青森県弘前市)が、ふくいちから20km内警戒区域にある浪江町で放射性物質の汚染状況について長期的な調査に入る事になった。3月中旬から入っていた医療調査チームの関係で、地元区長から要請があったそうだ。その関連で今日報道があったが、町内赤宇木(あこうぎ)地区の住民の外部被爆量は避難せずにいた場合の推計で年間190mSvとの事、驚くべき数字である。政府指示で、福島市などに避難した人でも最大年間68mSvと高い推計だ。同じ浪江での内部被曝検査の場合、7/28発表の政府調査の結果では『最高で1mSv未満。相当に低いと評価できる』とされている。外部と内部の違い、そして居住地区の違いはあるが、推計とは言え年間190mSvの被曝をする恐れのある地域の方達全員が、任意の検査を行った場合その時点で内部被曝量が1mSv未満とは、到底私には思えない。
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